接客・サービス業からの転職

接客・サービス業からリフォームアドバイザーとして転職するにあたり、どのようなスキルを活かすことができるのでしょうか。具体的な情報を解説していきます。

接客・サービス業で離職率が高いと言われる理由

接客・サービス業は、数ある業種の中でもとくに離職率が高いことで知られています。厚生労働省が発表した「令和4年雇用動向調査結果の概況」では、「宿泊業，飲食サービス業」の離職率が26.8％と高く、次いで「サービス業（他に分類されないもの）」が19.4％、「生活関連サービス業，娯楽業」が18.7％という結果となっています。

この調査では業種を16区分に分けていますが、その上位1～3位を占めているのがサービス業。その理由として挙げられるのが「接客のストレスが多い」「専門的なスキルを習得しづらい」「労働時間が長い」「休みがとりづらい」「賃金の水準が低い」といったもので、比較的若い世代で離職を考えるケースが見られるようです。

転職が難しいと言われる理由

接客・サービス業からの転職が難しい・厳しいとされる理由のひとつが、「アピールできるスキルが少ない」「市場価値が低い」といったもの。とくに異業種への転職はシビアであるケースが多く、なかには「未経験からの転職はハードルが高い」「希望する給与や条件がなかなか見つからない」といった声もあがっています。

転職に活かせるスキル

コミュニケーションスキル

接客・サービス業において、コミュニケーションスキルは欠かせないもののひとつ。業種にもよりますが、年齢・性別にかかわらずさまざまなお客様と接することが多いため、高いコミュニケーション能力を身につけることができます。どんな人とでも会話ができ、スムーズに信頼関係を築ける力があれば、転職先でも十分に活躍できるでしょう。

相手の要望・ニーズを引き出す力

接客・サービス業ではお客様のニーズを満たすために、「相手が何を求めているのか」について把握する必要があります。そこで必要となるのが、相手の話を聞く力・寄り添う力です。相手の気持ちに寄り添いながら話を聞くことで、要望やニーズを自然と引き出す力は、転職先の職業でもおおいに役立つはずです。

複数の業務を同時進行するマルチタスクのスキル

接客業やサービス業ではお客様の対応だけでなく、店舗の管理・スタッフへの指示出し・問い合わせ対応・販促業務といった、さまざまな仕事を同時進行しています。この、複数業務を同時進行させるマルチタスクの能力は、お客様対応・情報収集・書類作成・現場管理といった業務を同時進行するような職種でも活かすことができるはずです。

接客・サービス業のスキルが活きる
リフォームアドバイザーとは

リフォームアドバイザーとは、顧客のニーズに応じたリフォーム・リノベーションプランを提案し、その実現をサポートする専門職です。リフォームに関する相談から、プラン作成・提案・施工管理・アフターサービスに至るまで幅広く関与、お客様の満足度向上に努めます。

建築や設計といった知識が必要と思われがちですが、未経験からでも十分に活躍できるのがリフォームアドバイザーという仕事。どちらかと言えば、専門知識よりも「お客様の快適な生活をサポートしたい」といった気持ちが重要となります。

なぜリフォームアドバイザーとして今までのスキルが活きるのか

接客・サービス業では「これといったスキルが身につかない」と思われがちですが、お客様とのかかわりの中で磨かれたコミュニケーション能力や傾聴力、要望やクレームへの対応力、マルチタスクといったスキルは、リフォームアドバイザーという仕事にも欠かせないものです。

創業70年の実績を持ち、さまざまな業種出身のリフォームアドバイザーが活躍しているアートリフォームであれば、研修制度も整っているため未経験からでも活躍することが可能。どのような研修が行われているのか、ぜひチェックしてみてください。